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NZでEMCフレームワークが開始!
Issue 26
2001年12月14日
ニュージーランド政府とオーストラリア政府は、電気・電子製品に関する相互承認協定を終結し、2001年11月よりその運用を開始しました。
この根拠となるニュージーランド (以下NZと略す) での法律は、Radiocommunications Regulations 2001です。そして、NZ経済開発省 (MED) の無線スペクトラム部門 (RSM) は、今回新たにRadiocommunications (Electromagnetic Compatibility Compliance) Notice 2001を発行しました。この文書は、2001年10月12日より有効となっており、電気・電子製品の分類とそれぞれの手続きなどが規定されています。電気・電子製品を同国に販売する際は、このNoticeに従って必要な手続きを自ら決定する必要があります。
家電製品や情報技術装置など、無線機能を持たない多くの製品は、販売者 (製造者) の自己宣言になっています。また、無線機能を持った製品は、その内容で若干の手続き上の相違がありますが、その多くは認定試験所での試験が要求されています。この認定試験所は、NZの認定機関であるIANZにより認定された試験所か、あるいはIANZと相互承認をしている他の認定機関 (NATAなど) により認定された試験所を意味します。もちろん、その試験所は当該無線機に適用される規格の試験が認定されていることが前提になります。
本件に関する関連文書は、下記のWebからダウンロードする事ができます。
1. Ministry of Economic Development NZ/Radio Spectrum Management
2. International Accreditation New Zealand (IANZ)
なお、今回のNZでのEMCフレームワークの実施に伴って、従来、NZ経済開発省が行っていた「EMC試験所認可制度 approved laboratories」は廃止されました。
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